デジタル遺品3歩

ネット銀行口座や金融商品を残して家族が亡くなった時やSNSをどうしたなら良いのでしょうか?

それには、生きているうちに「死んだなら家族に迷惑かけないように、パソコンとスマートフォンのロックを解除できるように教えてくださいね」と聞いておきましょう。

そのロック解除やパスワードをUSBや手帳に記録していると安心です。

故人が使っていたパソコンやスマートフォンをすぐに解約するのではなく、新情報が連絡されることがありますから、当分の間様子を見て、不要状態になってから、解約手続きをしてください。

デジタル遺品2歩

訃報はお知らせください。

故人のSNS、ブログやホームページは、訃報を知りえない人には唯一の糸電話です。訃報を知らずに交信していても返事が無いと交流者からは、不信をもっての無言でのお別れされます。

故人のパスが分かれば、簡単な文面でお知らせすると、インターネット上での友人からの感謝とその友人たちの気持ちの整理を誘引できます。

故人のアカウントにログインできるのであれば、通常の投稿記事として、文面の最後に「遺族代表」などと付してアップすることができます。ログインできななくともコメント欄にその旨投稿してください。

葬儀においての、遺族代表のお礼の言葉と同じだと思います。2020.9.3興福舎店主

デジタル遺品1歩

「デジタル遺品」とは、スマートフォンや携帯電話、パソコンの中に保存されている写真やデジタルデータ、インターネット、SNS上にあるアカウントと書き込んだ投稿、ネット口座の預金なとが含まれます。

もっと面倒なことは故人が残したデジタルの環境を通じてしか実態がつかめないもので、重要なことが遺族がわからないデジタル遺品の類です。

特にスマートフォンはパーソナル化が進み、パスコードやパスワードとか指紋認証、顔認証が複層して、残された家族が対応に困る事態がこれから多く発生します。

このことから、デジタル遺品をどう引き継ぐのか?残された遺族はどうすれば良いのでしょうか?

興福舎はこれまで、手元供養を中心とした商品と無縁墓の一助になる故人の遺骨の粉骨加工サービスを行っておりましたが、相談の中でデジタル遺品についても、お客様にアドバイスができるようになりたいと思っております。

その内容を順次お知らせします。興福舎店主2020.9.1