しっかりした遺骨

約束どおりに4月23日土曜日の午前10時51分に遠野駅に迎えに行く。

粉骨加工を依頼に来た〇田〇子さん、志〇さん親子は、4月13日に亡くなった〇子さんの娘さんの遺骨を持って駅のベンチに。

興福舎で面談、質問は少なかったのですが、粉骨加工を興福舎のホームページでしっかり調べていたようで、お墓を作らず供養する決意でした。遺骨はこれまでの遺骨の中でしっかりとした、形をした遺骨でした。昭和50年生まれの乳がんと戦った〇美さん、47歳。合掌

粉骨加工の作業中に時間がかかるので、カッパ淵の観光をすることになった。送迎の道は雨がちらつく天気でしたが、観光客がぞろぞろと歩いていました。桜が満開の遠野市の春です。「気持ちが落ち着きました」と言われた遠野駅です。

 

 

 

受託(代行)と信頼関係

4月24日出船。風速測定すると7m/sが一瞬発生。白波も立つ。北海道知床半島沖の観光船海難事故の報道を教訓に、これまでの考え方を改めました。

オーナーキャプテンと現地確認し、危険・不快・不安と判断して帰港。

興福舎は当面の間、受託(代行)の海洋散骨のみとし、出船時に依頼人と相談して、依頼人は祈りの陸地を決めていただき、その場に立ち、携帯電話での相互確認をして、興福舎の海洋散骨位置を定めて行うことで、相互の信頼関係を築く散骨スタイルとすることにするか検討中です。このお知らせブログに特段の反応が無い場合には、他社と同じ方法にします。

この日の海は一見すると、穏やかに見えましたが、船首が海面をたたき海水のしぶきが後ろのデッキに入り込みますので、不快な思いを乗船依頼者に与えるとも判断しました。乗船海洋は当面の間中止とします。必要となる特定免許保持者を二人体制になった矢先、残念です。

航路事業は

海洋散骨には、受託(代行・依頼者に代わって行う形態)と乗船(貸切・遺族が操船者と一緒に乗船する形態)とがあります。

遺族乗船の形態は運輸局への申請・届出が手続きとして伴います。これは海事事務所を通して行うことが一般的で、申請者に代わって行われます。

只今、海事事務所に申請の相談中ですので、当面は受託海洋散骨だけを行うことになりますので、お知らせします。

興福舎は、船の操船として、船舶免許と特定免許の必要な資格はあります。海事事務所によると、申請から30日以上かかることがあるそうです。場合によってはもっと時間がかかるそうで、ムッとしてしまいます。

 

海洋散骨は三人体制

海洋散骨の中で、遺族同船の海洋散骨には操船免許のほかに特定免許が必要です。

興福舎では、このほど特定免許保持者が二人となりました。

代行(受託)散骨は、遺族が乗船しませんので、特定免許は不要ですが、操船免許取得者が三人です。

興福舎のホームページ追加はこれからですが、依頼は興福舎に。お待ちしております。三陸海岸の特有の気象状況から、5月から11月までとなっております。興福舎の定休日は木曜日と金曜日、祝日ですけれども、土曜日と日曜日は営業しております。